5 of CUPS

[正位置]

case.1

失ってしまいます、 あなたが大事だと思ってきたものを。 自分がいけなかったのではないかと、 あのときこうすればよかったのではないかと、 悲しくて、苦しくて、悔やむばかり。 受け入れるのは本当につらいことですが、 失ったものは元にはもどりません。 せめて、後悔の念は手放してみてください。 残ったものに気づくときが、どうぞ早く訪れますように。

case.2

悼むことが必要なときのようです。

自分の中で失われていきつつあるものや、
手放すと決めたものごとがあるのなら、
その喪失の痛みともきちんと向き合って、
しっかりと葬ることが大切かもしれません。

今後について目を向けることも
もちろん大事だけれども、
空いた穴をしっかり確認せずに
前だけを向こうとする方が、つらい。

何を、何故、失っていくのか。
それを、自分がどう感じているのか。
そのことを、どう前につなげていけるのか。
前を向くための、心の準備が必要です。

case.3

喪失感があります。 あなたを想うと、悲しい。 信頼や愛情を踏みにじられたように感じて、 希望を見出すことができません。 心に空いた穴を埋めることができずにいます。

case.4

何かの喪失。 共有していると想っていたものが、消えていく。 捧げてきたもの、捧げられてきたもの、愛、夢、想い。 共鳴していた感覚、一体感、働かなくなった直感。 失われていくものが全てではないけれど、立て直せるかどうかはわからない。

case.5

それは、もう過去の想い。 そこに想いを寄せれば、 切なくて悲しくて恋しいけれど。 それはもう、終わってしまったこと。 自分の中でも終わってしまっていること。 感傷的になれば、求めたくなるけれど。

case.6

出会いません。 失ったものに気持ちが向かってしまう。 これからに希望を持ちましょう。

case.7

前を向けるようになるまで待ちましょう。 次へ行こうという気持ちにはまだなれない。 失うもの、失ったものへの気持ちを振り切れない。 そのことを受け容れましょう。 今後を考えるのはもう少し先にして大丈夫です。

case.8

やめましょう。 うまくいかなくて悲しくなってしまう。 あなたのためのチャンスは他にあります。

[逆位置]

case.1

明るい兆しが見えています。 もうおしまいかと悲嘆にくれていたけれど、 希望が湧いてきました。 失ったものが戻ってくる可能性があります。 または、別の幸せに気づくかもしれません。 あなたが元気になってくれることが、 何よりもみんなの喜びです!

case.2

喪失感があります。 あなたを想うと、悲しい。 信頼や愛情を踏みにじられたように感じて、 希望を見出すことが難しい。 心に空いた穴を癒そうと葛藤しています。

case.3

失われていくものがあります。 大切にしてきた想い、感覚、愛の記憶。 もうそれは不要なものなのかもしれなくて、前に進むために重要なものは残っているけれど、それでも悲しい。 喪失感と向き合うことを促されます。

case.4

それは、もう過去の想い。 自分の中でも終わってしまっていること。 そこに想いを寄せれば、 切なくて悲しくて恋しいけれど。 感傷的になれば、求めたくなるけれど。 それはもう、過去の恋。

case.5

前を向けるようになるまで待ちましょう。 次へ行こうという気持ちになるまでは。 失うもの、失ったものへの気持ちを 振り切れるようになるまでは。 もう少し経てば、今後に希望を見出せる。 考えるのはまだ少し先にして大丈夫です。