5 of PENTACLES

[正位置]

case.1

苦難のとき。 生活面、健康面、精神面、いずれの問題であっても、 基本的な部分を支えるものを失っています。 非常に厳しい、辛く苦しい現実を、 あてもなくさ迷っているように感じることでしょう。 それでも生きていかなくてはいけない。 これもひとつの貴重な体験、と捉えるには、 困窮しすぎているでしょうか。 過酷な状況ではありますが、どうか、 自分なりの光を探してください。

case.2

厳しい時期を迎えているようですね。
自分が本来持っている能力を発揮することが
困難な状態に陥ってしまっているようです。

今、自分が置かれた状況の中で、
どんなに力を振り絞って頑張ってみたとしても、
望ましい手応えや改善のきっかけをつかむことは、
難しいと言わざるを得ないかもしれません。

現実は、厳しい。
でも、好転を目指す気持ちは、捨てないでください。

今は、こういう経験をする時期にあるけれども、
ここを抜け出していくことができたときには、
この体験は、大きな財産になる。
今この瞬間も力が磨かれている。

case.3

心細い気分でいます。 安定も安心も希望もない。 あなたを想う気持ちだけはあるけれど。 あまりにも救いがない。 現実の厳しさに打ちのめされています。

case.4

希望が失われていきます。 想いを手放したわけではないけれど、厳しい現実の壁に阻まれて、目の前は真っ暗。 どうすればこの壁を越えられるのか、見当もつかない状況に落ちていく。 想いを手放せないから苦しい。どうにもできない現実が苦しい。でもまだ、絶望はしない。

case.5

苦しい試練が続きそう。 会いたくても会えない、 近づきたくても近づけない、 どうにかしたくてもどうにもできない。 何かしたくても、何もできない。 苦しくても想い続けることしかできない。 好転の時期を待つしかありません。

case.6

出会えません。 現実の壁に阻まれます。 耐えるしかありません。

case.7

しばらくは光が見えません。 どこに向かおうとしても、壁にぶつかってしまう。 自分を無力に感じて、悲しくなってしまう。 淡々と、できることをしましょう。 今はそうするしかないのだと、歯をくいしばって。 そういう時期だというだけです。

case.8

やめましょう。 あなたの力を生かせるときではありません。 安定を捨てるべきではないでしょう。

[逆位置]

case.1

好転の兆し。 困難な状況は改善されていきそうです。 擦り切れた心身に光が射し、 目の前が明るくなっていくようです。 自分自身の拠り所となるべきものを再確認し、 強く前向きに生きる希望を獲得します。 また苦しい状況になったとしても、大丈夫、 きっともう、心の行き場まで失うことはない。

case.2

心細い気分でいます。 安定も安心も希望もない。 あるのは、あなたを想う気持ちだけ。 現実の厳しさに打ちのめされて、 あなたに救いを求めています。

case.3

希望はまだ見えません。 苦境を抜け出す手立ても、壁を乗り越える方法も、まだ何も見つからない。 想いだけでは、何もできない。想いがあっても、どうしようもない。 絶望はしていないけれど、厳しい現実が続きます。

case.4

何かしたくても、何もできない。 会いたくても会えない、 近づきたくても近づけない、 どうにかしたくてもどうにもできない。 想い続けることしかできない、苦しい試練。 好転のときまで耐えましょう。

case.5

淡々と、できることをしましょう。 今はそうするしかないのだと、歯をくいしばって。 どこに向かおうとしても壁にぶつかって、 自分を無力に感じて、悲しくなってしまうけれど。 そういう時期があるのは、仕方がない。 光が見えてくるのを待ちましょう。